最近読書がようやくノッてきた。

やっと卒論のテーマも決まったことやし、

あと20日ほどを突っ走りたいところ。


というわけで?、本より先に

今年の良かった音楽を。



結論を先に言うと、

去年と変わらず新たに発掘したアーティストはあまりいなかった。

それでもいいアルバムはボツボツと出た。

今年前半が多かったかな。

実りある・・・とは言えない感じ。



というわけでBEST5!



BEST5!


AIR
A Day In The Life

「AIRの最高傑作!」なんて最近書いたけど、

俺にとってのベストはやっぱりこれみたい。




AIR
Usual tone of voice

「A DAY~」はじわじわときいてくるような、

スルメ型アルバム。

ずっと聞き続けることができるけど、抜けた曲がないねんな~。

今までで一番安定感のある感じ。

「USAUL~」はもはや別格。

5年以上聞き続けられるアルバムなんて数えるほどやし。



BEST4!


Jazztronik
CANNIBAL ROCK


正直、この人をなめてた。

「どうせクラブ系DJが小手先でオッシャレ~に音楽作ってるんやろ~」って。

けどフィーチャリングゲストにゴスペラーズが入ってて

聞く気になった。

相当自信なかったらゴスペラーズなんて使わんやろうと思ったから。



このアルバムはかなりいい。

音はラテンが少し入った気持ちいいものやけど、

ちゃんとメロディーも両立させている。

キャッチーなだけじゃなくて、曲作りもマニアックにならない程度に凝っている。

俺はある程度の「メジャー感」がなかったら聞く気にならない。

ジャズトロは作品によってムラがあるけど、

それもまたよし。



BEST3!


Hiroshi Fujiwara
Classic Dub Classics

ベートーベンやシューベルトを始めとする、クラシックの再構成。

原曲の荘厳さは失わずに、心地よい緊張感とゆったりとした空気が感じられる。

余分な装飾をせずに、原曲の持ち味を引き出すのはこの人ならでは。

文句なしの名盤。

ピアノダブ最高。



BEST2!



FreeTEMPO
Oriental Quaint


個人的な思い入れの強さなら、今年ナンバーワンのアルバム。

適当に作った感の強いクラブミュージックとは違い、

メロディも強いアルバム。

せつなさも同居しながらも、明るい気持ちにさせてくれる一枚。



BEST1!!!!!!












オムニバス, ウィリー・ネルソン, ザ・スペシャルズ, ジェシー・コリン・ヤング, ティム・ストーリー, トッド・ラングレン, パティ・オースティン, ブライアン・イーノ, ホルガー・クズケイ, ミニー・リパートン
HIROSHI’S KICK BACK(PRIVATE MIX)VOL.1 compiled by HIROSHI FUJIWARA


この人のセンスが只者じゃないことを示してくれる一枚。

アーティスト問わずMIX CDはよく買うけど、

ずっと聞き続けるやろな~ってやつはほとんどない。

このアルバムは、一生聞き続けられる。

時代が変わっても色あせることなく

常に心を穏やかにさせてくれるだろう。

「メジャーもマイナーも関係なく、好きなものは好き」という

藤原ヒロシのスタイルが凝縮された一枚。





来年はどんな音楽が俺を待ち受けているのだろう。